8月19日12時22分配信 Record China
2009年8月17日、米財務省は6月末時点での国別米国債保有高を発表した。中国の保有残高は前月末より251億ドル(約2兆3800億円)も激減している。18日、新華網が伝えた。
保有高1位の中国は5月末の8015億ドル(約76兆円)から251億ドル減、3%を超える減少幅を記録した。2位の日本は346億ドル(約3兆2800億円)増の7118億ドル(約67兆5000億円)、3位の英国は502億ドル(約4兆7600億円)増の2140億ドル(約20兆3000億円)と急増した。
4月末時点でも中国の米国債保有高は前月から44億ドル(約4170億円)減と発表され注目を集めた。6月の減少については、1)米国にその財政赤字の削減、人民元レート問題への不干渉を迫る中国が切った政治的カードである、2)米国に依存していた資産運用の多様化が始まった、などの指摘もあるが、一方で5月末時点では380億ドル(約3兆6000億円)増と積み増していることから、保有高減はそうした政治的意図とは異なるとの声もあがっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿