2011年12月30日金曜日

BRIC時代の終焉:今年は投信資金が150億ドルの記録的流出

12月28日(ブルームバーグ):過去10年間に新興市場であるブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国に注ぎ込まれた投資信託資金は約700億ドル(5兆4500億円)となり、株価はS&P500種株価指数の4倍強の値上がりを記録、経済成長も米国の4倍のペースに達した。

  新興市場の中でも大国のこれら4カ国は、ゴールドマン・サックス・グループによって「BRIC」諸国と命名されたが、いまや同社は4カ国の最良の時期は終わったと指摘する。

  MSCI・BRIC指数は今年23%急落し、調査会社EPFRグローバルのデータによると、BRIC関連投資信託も今年は過去最大となる150億ドルの資金流出を記録したという。同指数の伸びは2001年11月から10年9月までの間にS&P500指数を390ポイントも上回ってきたが、ここにきて5四半期連続でS&P500指数を下回っている。これはゴールドマンが、BRIC諸国は2050年までに米国や日本などの経済大国と肩を並べるだろうとの予想を示した後で最長の期間となっている。

  EPFRグローバルによると、今年のファンド資金の流出は少なくとも1996年以降で最大で、インドの株式投資信託は40億ドル、中国は36億ドルのそれぞれ純減を記録した。ブラジルからは22億ドル、ロシアからは3億2600万ドルが流出したという。

  今年2月に新興市場諸国の株価下落を予想していた米マーケットフィールド・アセット・マネジメントのマイケル・シャオール会長は、「新興市場で、物事が改善される前に悪化するのを待っている状況だ」と指摘。HSBCプライベート・バンクのアジア投資責任者(シンガポール駐在)、アルフナ・マヘンドラン氏は、欧州債務危機に伴う流動性低下によりBRIC指数は来年さらに20%下落しようと予想する。

BRICの成長鈍化

  マヘンドラン氏は「BRIC諸国の成長鈍化は来年上期の大半の期間続くだろう」とし、「米国に比べて企業収益は、賃金上昇や金利上昇、為替変動といった悪材料がある中でさほど良くなかった。金融緩和の効果が表れてくるのは来年下期からだろう」と述べた。

  7-9月(第3四半期)のBRIC4カ国の国内総生産(GDP)伸び率は過去約2年間で最低だったが、ゴールドマン・サックスは、労働市場への参入人口が減っていることを理由に、4カ国の潜在的成長ペースは既にピークを打った可能性があるとした。

  ブルームバーグがまとめたアナリスト1万2000人強の予想によると、MSCI指数の企業利益の伸びは5%と、今年の19%から鈍化、株価もS&P500指数を5ポイント下回る見通し。

  国際通貨基金(IMF)が9月にまとめた推定によると、BRIC4カ国の成長率は来年6.1%と、2007年の9.7%から鈍化する見通しだ。世界全体の成長率は4%と予想されている。

大幅な鈍化

  新興市場で最大の経済規模を誇る中国では、欧州向けへの輸出が鈍化しているのに加え、当局の不動産投資規制が成長抑制要因となっている。インドでは1935年以来最速ペースの利上げと通貨ルピーの最安値水準への下落によって成長が頭打ちになった。またコモディティー需要の急増で過去10年間の成長が支えられてきたブラジルとロシアでは、金属相場の下落と中国の成長鈍化で打撃を受けている。

  ボントベル・アセット・マネジメントのマネーマネジャー、ラジブ・ジェイン氏は、「新興市場諸国はおしなべて、あらゆる数値が来年の大幅な成長鈍化を示している」と指摘する。

  ゴールドマン・サックスが7日に公表した報告「BRICsの10年-道半ばの偉大なる変革」は、長期的に見てBRIC諸国の経済成長率が鈍化すると予想。その理由として就労可能年齢の人口の伸びが鈍化し、やがて減少するとみられる点を挙げている。同社のエコノミスト、ドミニク・ウィルソン氏は「BRICをグループとして見ると、潜在成長力は既にピークを打った可能性が強い」と述べている。

南米指導者にがん続出の謎、陰に米国か-ベネズエラのチャベス大統領

12月28日(ブルームバーグ):ベネズエラのチャベス大統領は、南米諸国指導者の間でがん患者が続出するという「非常に奇妙な」事態に、陰に米国の存在があるかもしれないとの見方をほのめかした。

  チャベス大統領は28日の軍向けのテレビ演説で、前日のアルゼンチンのフェルナンデス大統領の甲状腺がんとの診断に関連し、「中南米の一部指導者に起きていることを説明するのは、確率の法則をもってしても非常に難しい」と指摘。1940年代のグアテマラでの化学実験の背後には米中央情報局(CIA)がいたと述べ、米国を批判する者への政治的武器として同国ががんをまき散らしたことを示す陰謀が今後明らかになる可能性はあると語った。

  6月にがんと診断されたチャベス大統領はキューバで野球のボールほどの大きさ腫瘍を摘出している。同大統領はがんと闘ったブラジルのルセフ大統領やルラ前大統領、パラグアイのルゴ大統領らとの首脳会議を呼び掛けており、「自分の考えを伝えるだけだが、まったくもって奇妙な話だ」と語った。

2011年12月28日水曜日

ノルウェー輸出金融公社ユーロMTN、デフォルト事由ない-管理会社

12月27日(ブルームバーグ):ノルウェー輸出金融公社のユーロMTN(ミディアムタームノート、中期債)を管理するドイツ・トラスティーは27日、「デフォルト(債務不履行)事由の発生がなかったことを証明する十分な形式での」証明書を同公社から受け取ったことを明らかにした。

  ドイツ・トラスティーは「一段の行動を取る」提案を行わないとしている。

投資家ロジャーズ氏:ユーロは現状での存続不可能-エコノミスタ紙

12月27日(ブルームバーグ):投資会社ロジャーズ・ホールディングスのジム・ロジャーズ会長は、ユーロが今後10年、現在の形で存続するとは考えていないと述べた。スペイン紙エル・エコノミスタ(オンライン版)が同氏とのインタビュー内容を報じた。

  同紙によれば、ロジャーズ氏はまた、米国では2012年に選挙があることから政府の歳出が増えるとし、翌13年は米国にとって非常に悪い年になると予想。米国における次の経済危機は13年か14年に到来するとし、その際は負債規模が極めて大きいことから一段と深刻になるとの見方を示した。

  同氏はその上で米金融株、特にバンク・オブ・アメリカ(BOA)への投資を避けるよう助言。中国経済の発展については引き続き確信していると述べたという。

上海金取引所、新年休暇前に金・銀フォワードの証拠金率など引き上げ

ロイター 12月26日(月)18時9分配信

[上海 26日 ロイター] 上海金取引所(SGE)は26日、新年の休暇を前に金と銀のフォワード取引の証拠金率と値幅制限を一時的に引き上げる方針を示した。ウェブサイト( www.sge.com.cn )に掲載した声明で明らかにした。

金のフォワード取引の証拠金率は12%から13%に、1日の値幅制限は9%から10%に引き上げる。29日の値決めから実施する。

銀のフォワード取引では、証拠金率を15%から17%に、値幅制限を12%から14%に引き上げる。

証拠金率と値幅制限は、値幅制限いっぱいで取引を終えなかった最初の休暇明け営業日の値決めから、これまでの水準に戻される。

中国の取引所は、取引リスクを低減するため、祝日付近に値幅制限と証拠金率を定期的に引き上げている。

SGEは他の取引所とともに、1月1─3日に休場し、取引再開は4日からとなる。

2011年12月25日日曜日

「野村証券潰れる」拡散を公式否定

2011年12月25日(日)11時55分配信 ゆかしメディア

国内証券最大手野村証券が経営破綻と、24日のツイッター上で拡散していた件で、同社は25日、公式に「根拠のない憶測であり、現在、法的な対応を検討しております」と否定し、法的手続きを取ることを明らかにした。

 24日、ツイッター上では「野村証券が潰れる」などと投稿されていた。評論家の副島隆彦が野村が潰れるとした記述が、ツイートされて拡散していた。

 これに対して野村証券は25日午前、「グループ広報部長の池田です。評論家と名乗る人物が、ネット上にて断定的に当社の破綻について語っているようですが、根拠のない憶測であり、現在、法的な対応を検討しております。お騒がせいたしました」と、否定した。

 金融庁が21日には、金融危機の連鎖を防ぐために「G-SIFIs」が策定を義務付ける「再建・破綻処理計画」について、野村ホールディングスにも求める方針だと、報道されていた。

FRB緊急プログラムの詳細データ、ブルームバーグが入手

12月23日(ブルームバーグ):ブルームバーグ・ニュースは、米情報公開法(FOIA)に基づき、米連邦準備制度理事会(FRB)の緊急プログラムを利用した407の金融機関と企業の日々の借り入れ合計額を集計した表を入手した。同プログラムは2007-09年の金融危機時にFRBが実施した。

  ファイルのダウンロードは、http://bit.ly/Bloomberg-Fed-Data。表の説明は“1a Fed Data Roadmap.”という名称のファイルを参照のこと。

  FRBの歴史に関する著作があるカーネギー・メロン大学のアラン・メルツァー教授は、「これで学者はデータを調べて、FRBの危機管理に関する分析を続けることができる」と述べた。

ポールソンの「ゴールド・ファンド」、金上昇でも成績低迷-関係者

12月23日(ブルームバーグ):資産家ジョン・ポールソン氏率いるヘッジファンド運用会社ポールソンの「ゴールド・ファンド」は今年、金相場が11年連続の上昇となる見込みであるにもかかわらず、リターンがマイナス10.5%と低迷している。同ファンドのパフォーマンスについて知る複数の関係者が明らかにした。

  ゴールド・ファンドは鉱業株など金関連銘柄を対象としている。ただ、ポールソンが運用する全ファンド(計280億ドル=約2兆2000億円相当)の中では今年最も良いパフォーマンスとなっている。買収や経営破綻などの企業イベントから利益を狙う「ポールソン・アドバンテージ・ファンド」のリターンはマイナス35%程度。

  同関係者は情報が非公開であることを理由に匿名で、両ファンドのパフォーマンスは2010年12月28日から11年12月20日までの数字だと説明。全ての投資家にとってのリターンを反映したものとはいえない可能性があるとも述べた。

  ポールソンの広報担当、アーメル・レスリー氏はリターンに関するコメントを控えている。

  ポールソン氏は自身のキャリアにおける最悪の低迷にはまり込んでいる。今年はシティグループやバンク・オブ・アメリカ(BOA)、サイノフォレストへの投資などで損失を被った。

ポールソン氏のヘッジファンド、12月も運用成績マイナス=関係筋

[ニューヨーク 22日 ロイター] 米著名ヘッジファンドマネジャーのジョン・ポールソン氏が運営するファンドは、12月も運用成績が振るわない状況が続いている。

関係筋によると、今年最も成績が悪いアドバンテージ・プラス・ファンドの12月16日までの運用成績はマイナス9%、年初来ではマイナス52%程度となった。

ポールソン傘下の最大ファンド、ポールソン・アドバンテージ・ファンドはマイナス6%程度、年初来ではマイナス36%程度となった。

ポールソンの広報担当者はコメントしなかった。

「金正日、日本の美人マジシャンと8年間極秘に…」

2011年12月23日16時59分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
「マジシャンのプリンセス天功は金正日と恋人関係だった?」

今月19日、金正日(キム・ジョンイル)総書記の死亡ニュース伝わった後、世界は北朝鮮に注目した。欧州メディアも同じだった。金総書記に関する記事を相次いで報じたが、過熱した取材競争の中で、一部メディアからは未確認の事実も紹介された。

米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」の電子版は21日(現地時間)、英紙「デイリー・テレグラフ」を引用して、「外国の有名人のうち、唯一、金総書記の告別式に招かれた日本のマジシャン、プリンセス天功(51)と金正日総書記が恋人関係だったといううわさもある」と報じた。

デイリーテレグラフは、19日、金総書記の女性遍歴を報道してプリンセス天功に言及した。新聞は、早稲田大の重村智計教授の主張を紹介しながら「金総書記は、1980年代の8年間、プリンセス天功に会うため、毎年夏、日本に極秘訪問していた」とし「2人は“疑わしい間柄”だった」と伝えた。

しかしこの報道は事実かどうか確実ではない。重村教授は代表的な北朝鮮通として、日本では北朝鮮関連の高級情報に明るい人物として知られている。しかしこのところは、検証されない主張を提起して、信頼性が落ちているという評価もある。最近は、金総書記が2003年に死亡しており、2003年以降、公式行事に登場した人物は影武者だったと主張していた。2009年には、北朝鮮に抑留された米国女性記者2人の釈放のために、同年8月に平壌(ピョンヤン)を訪れたビル・クリントン元大統領が“ニセ金正日”に会っていたという疑惑も提起していた。

世界3大マジシャンの1人として知られているプリンセス天功は、1998年と2000年に公式招待されて北朝鮮で公演している。この他にも、2009年までに十数回にわたって金総書記の個人パーティーで公演を行っている。プリンセス天功は、19日、金総書記の家族から電話と電子メールを通じて告別式に招かれたという事実を明らかにした。

北朝鮮は告別式に外国の弔問団を受け入れないと発表している。しかしプリンセス天功など金総書記と生前親交の深かった外国人には、個別に弔問を要請したようだ。

日本、周氏の米中接近サイン見逃す 71年外交文書

1971年7月、ニクソン米大統領が日本の頭越しに中国訪問を宣言した「ニクソン・ショック」に先立って同年2~3月に訪中した藤山愛一郎元外相に、中国の周恩来首相が「米国は変わり身が早い」と、米国が国交のない中国に接近を図っていると示唆する発言をしていたことが、22日公開の外交文書で分かった。当時、日本は対米協調で中華民国(台湾)との外交関係を堅持。周氏が送った米中接近のサインを見逃したといえそうだ。 藤山愛一郎元外相(左)と会談する中国の周恩来首相(1971年、北京・人民大会堂)=共同 71年3月11日付の外務省極秘文書によると周氏は藤山氏との会談で、日米両政府の東アジア外交を比較し「台湾に深入りしているのは米国よりも、むしろ日本だ。今後、中共(中国)との関係では米国が先行して日本が取り残されるのではないか」と指摘。さらに、後年に日本との「復交三原則」の一つとして掲げた日本と台湾による日華平和条約破棄に言及しないなど柔軟な姿勢も示した。  その一方で、日中国交正常化について「(親台湾派の)佐藤栄作首相では駄目だ」と、次期政権に期待する考えも強調した。  米国は泥沼化したベトナム戦争収束のため、70年秋ごろからパキスタンなどの仲介で関係改善の意向を中国に水面下で伝えていたと、キッシンジャー元米大統領補佐官が明らかにしている。周氏はこうした米国の動向を踏まえ、早期の日中国交回復を促す思惑があったとみられる。  藤山氏は当時、超党派の日中国交回復促進議員連盟会長。帰国後に、周氏との会談内容を外務省幹部に伝えている。  71年7月上旬、キッシンジャー氏が中国を極秘に訪れ、周氏と会談した。15日にはニクソン大統領が訪中を電撃的に発表。日本はニクソン訪中を受け、72年9月に田中角栄首相が日中国交正常化を果たした。〔共同〕

WSJ: HSBCは、日本プライベートバンキングユニットを売却

TOKYO - HSBCホールディングスPLCは、それは彼らが不安定な市場、利益を傷つけ、経済不安と資本を節約するために、規制圧力に対処しようとして操作を合理化するために大手銀行の動きのシリーズの最新作、日本でプライベートバンキングから引き出していると述べた。

HSBCは、その日本のプライベートバンキング業務を売却することで合意声明で述べているクレディスイスグループは 、それはそれペアーズバック小さなまたは非効率的な操作は3万人を解雇表示されますその今年発表したグローバルな事業再編に伴い、AG。

銀行取引に圧力を強調する、など、いくつかのグローバルに活動する銀行、 モルガンスタンレー彼らはその主権懸念の中で世界経済にseepedている弱さを調整しようとして、フランスのクレディアグリコルSAは、ここ数カ月の間に根本的な仕事カットの計画を発表している欧州の債務問題は、成長を蝕み、世界経済に波及するだろう。

英国ベースのHSBCは、それがために、プライベートバンキング業務を販売しているどのくらいの水曜日に明らかにしなかったが、それは売却の対象になっている総資産の価値が10月末に27億米ドルの周りと言った。 事業は、資産の2億円(260万ドル)以上を保持する富裕層をターゲットとしています。

"クレディスイスの広報担当者は、プライベートバンキング業務における従業員数は約80であると述べ、"買収を通じて、それがほぼ倍になる。"

しかし、クレディスイスは、契約はスイスの銀行の富管理機能を強化すると発表しながら、売却は、HSBCが日本市場に浸透しようとしているに経験した難しさを強調している。

HSBC 1,000万円の資産をより多く持つ"マス富裕層"個人を狙った、それは日本ではその小さなリテールバンキングネットワークを販売することを計画している報告書を拒否しました。 彼らは、日本の主要な貸し手で、純粋な小売りレベルで競争することを期待することができませんでしたので、しかしアナリストらは、国の外国銀行にとって主要な要素として、プライベートバンキングを識別した。

HSBCはよく主要な最高経営責任者(CEO)の下でのグローバルオペレーションの刷新に今であるスチュアートガリバーリテールバンキングからいくつかの国では後退が含まれています。 HSBCは、リテールバンキング事業の40%が財務目標に対して提供されていないことと、それはそのような操作を持っているその中に60かそこらの国の"かなりの数"から、今後数年間で撤退されることを月に述べて。

これまでのところ、それはその米国のクレジットカード事業とニューヨーク州北部で195支店のネットワークに処分しているおり、そのカナダの個人向け証券を売却することに合意、そしてロシア、チリ、ポーランドでリテールバンキングを終了しました。

HSBCの戦略的に最も重要な地域と見なされているにもかかわらず、アジアでは、融資の巨人のコスト削減努力を受けなかったわけではない。 HSBC、アジアの象徴的な銀行の一つは、それが今後3年間で、香港に地域本部の3,000の仕事を削減すると、9月で述べている。 カットは、銀行はそれが1865年に設立された香港、そのグローバルな最高経営責任者のオフィスを移動し、堆積物による都市の最大の消費者向け銀行であるほぼ2年後に来る。

HSBCは、国営のKDBフィナンシャルグループに、わずか11支店を含んで、その韓国のリテールバンキング業務を、売却する交渉にもある、状況に慣れている人は述べている。

日本プライベートバンキングの販売は規制当局の承認、半ば2012年に完了する見込み、クレディスイスは言った。 HSBCは、まだリテールバンキング業務を含む日本での残りの作業、にコミットされると発表した。 それは5月に発表したグローバルなレビュープロセスは、継続していると付け加えた。

加エルドラド:ヨーロピアン・ゴールドフィールズ買収-1870億円

12月19日(ブルームバーグ):カナダの鉱山会社エルドラド・ゴールドは18日、同国の同業者ヨーロピアン・ゴールドフィールズを現金と株式を合わせ約25億カナダ・ドル(約1870億円)で買収することで合意したと発表した。ギリシャやルーマニア、トルコでの保有埋蔵量拡大を目指す。

エルドラドの発表資料によれば、買収提案ではヨーロピアン・ゴールドフィールズの企業価値を1株当たり13.08カナダ・ドル相当と評価している。これは同社の16日の株価終値を10%上回る水準。

ヨーロピアン・ゴールドフィールズが買収案をめぐって、「第三者から暫定的かつ拘束力のない打診」を受けたことを明らかにした今月6日以来、同社の株価は急伸している。

両社の取締役会が推薦している今回の買収提案が承認されるには、来年2月半ばに予定されているヨーロピアン・ゴールドフィールズの株主総会で3分の2の賛成が必要となる。エルドラドは、ヨーロピアン・ゴールドフィールズ株1株につき、自社株0.85株と現金0.0001カナダ・ドルを提示している。

クレディ・スイス、HSBCからプライベートバンキング事業買収

ロイター 12月21日(水)10時22分配信

[東京 21日 ロイター] クレディ・スイス<CSGN.VX>は21日、HSBC<0005.HK><HSBA.L>の日本のプライベート・バンキング事業を買収することで合意した、と発表した。買収は規制当局の承認を条件に、2012年半ばに完了する予定。

クレディ・スイスはHSBCから買収した事業を、クレディ・スイスの日本におけるプライベート・バンキング事業部門に統合するほか、新たに大阪と名古屋の拠点も統合し収益性の向上を図る。

クレディ・スイスによると、アジア太平洋地域におけるプライベート・バンキング事業は新規純預り資産の伸び率は年間2ケタ台になるなど好調。2008年以降、アジア太平洋地域で獲得した同事業の新規純預り資産は累計410億スイスフランで、その額はクレディ・スイス全体で同期間に獲得した新規純預り資産額の4分の1以上を占めるという。


クレディスイス:HSBCの日本プライベートバンク事業買収で合意
12月21日(ブルームバーグ):クレディ・スイスは21日、英HSBCから日本のプライベートバンクキング事業を買収することで合意したと発表した。金融庁からの認可を前提に2012年半ばに買収を完了する計画だ。

ノルウェー輸出公社サムライ債、ヘッジファンドがデフォルト宣言

12月19日(ブルームバーグ):ノルウェー輸出金融公社は19日、同公社のサムライ債について米ヘッジファンドからデフォルト(債務不履行)を宣言されたと明らかにした。ノルウェー政府が先月、同公社の段階的閉鎖を決めたことが理由。

  ノルウェー公社は「弁護士の助言に基づき、当社はこの宣言を断固否定する」との文書を発表。「デフォルトは発生しておらず、従って宣言は無効だという立場を貫く。これに基づき、宣言は他の債務に関するクロスデフォルト事由とはならない」と表明した。

  ノルウェー政府は11月、輸出産業支援のため1962年に設立された同公社を段階的に閉鎖すると発表した。一括大口融資を制限する欧州の資本規則からの適用除外の申請を拒否した。これを受けて格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは同月22日に公社の格付けをジャンク級(投機的格付け)に引き下げ。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はユーロMTN(ミディアムタームノート)プログラムに基づく同公社債が既にデフォルトしている可能性があるとの見方を示した。

  トリプルAの最高格付けを持つノルウェー政府の裏付けがあると考えて同公社債を購入した投資家は、不意を突かれた形となった。同公社の債務残高は約350億ドル(約2兆7300億円)相当。SMBC日興証券が先月示したデータによれば、日本の投資家は同公社債1兆円余りを保有している。

           政府介入への期待も

  SEBマーチャント・バンキングのノルウェー担当チーフストラテジスト、エリカ・ブロムグレン氏は「ノルウェー輸出金融公社のプログラムに関する実際のデフォルトリスクについて、まだ多大の不確実性があることをこの日の宣言が示した」と指摘。「ただ、そのようなシナリオの場合は政府が介入すると考えている」と続けた。

  政府は同公社の15%を保有している。ギスケ貿易・産業相は先週、同公社の「成功」は政府にとっても重要だと述べている。

  S&Pの信用アナリスト、ペル・トーンクウィスト氏はこの日明らかになった展開が格下げを引き起こすかどうかは言明を避けた。同氏は電話で、早期償還のリスクなどが格付けに関する検討の焦点だと指摘し、当然それに関するあらゆる側面を検討すると述べた。

  ノルウェー公社の広報担当、エリス・リンドバーク氏は19日に電話で、デフォルトを主張した投資家の名前は明らかにせず、「クレジットおよびスペシャルシチュエーション投資に特化した1社の投資会社、つまりヘッジファンドだ」と述べるにとどめた。

  同氏は「当社はデフォルトが発生したとは考えておらず、当社の見解を支える法的根拠も多数ある。流動性は十分にあり、このデフォルト宣言に対して当社はあらゆる手段を駆使して抵抗していく」と言明した。


ノルウェー、輸出金融公社の信用事由回避を示唆-S&Pアナリスト
12月8日(ブルームバーグ):ノルウェー輸出金融公社は段階的に事業が縮小されるためデフォルト(債務不履行)に陥ることはないとの保証は、政府がクレジットイベント(信用事由)の回避に取り組んでいることを示していると、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はみている。

  S&Pの信用アナリスト、ペル・トーンクウィスト氏は7日の電話インタビューで、「輸出金融公社に関連して所有者が何を言い、所有者がどのような取り組みをする意向があるのかを注意深く見守っている」と説明、「政府は自らの利益を守るため公社にとって最善となるよう行動する強い動機を持っているとわれわれはみている」と述べた。

  S&Pは11月25日、ノルウェー輸出金融公社の格付けを5段階引き下げ「BBB+」とした。その前には別の米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが同公社を7段階格下げしていた。これらの格下げは、ノルウェー政府が同公社の事実上の解体を決めたことを受けたもの。

  ノルウェーのギスケ貿易・産業相は6日、オスロでブルームバーグの質問に対し、輸出金融公社は「輸出産業が有利な条件で資金を確保できるためのノルウェー政府にとって強力かつ重要なツールだ」と指摘。デフォルトの可能性については「私が決めることではない。格下げが正当だとは思わない」と述べた。

             ユーロMTN

  S&Pは同公社のユーロMTN(ミディアムタームノート、中期債)がすでにデフォルトしているかを調査しており、追加格下げもあり得るとする「クレジットウオッチ・ネガティブ」としていたが、トーンクウィスト氏はこれについて「ユーロMTNの状況は専門的な問題であり、単純なものではない」と語った。

  同氏は、「輸出金融公社は今すぐ不履行ではないとのコメントを出したが、われわれの法律専門家はそれが明白な最終状況を示すものではないとの結論に至った。われわれはそのことを『クレジットウォッチ』という形で警告する必要があるが、クレジットウォッチはOK、大丈夫だという結論に終わることもあり得る。そうなれば格付けを据え置き、アウトルック(格付け見通し)を示すことになる」と話した。

  ファースト・セキュリティーズのチーフ債券アナリスト、パール・リングホルム氏は6日のインタビューで、原油収入を基にした5600億ドル(約43兆円)の政府系ファンド(SWF)を持つノルウェーについて、クレジットイベントに伴う副次的影響を考えると、政府が輸出金融公社のデフォルトを許す公算は小さいと指摘。「デフォルトを回避する強い動機があり、それを防ぐ手段がある」と述べた。


ノルウェー:国債発行を増額へ-輸出企業向けの直接融資で
12月6日(ブルームバーグ):ノルウェーは国債発行を拡大する方針だ。政府がノルウェー輸出金融公社の事業縮小を突然決めたことで信用市場の動揺が日本まで及んだが、輸出企業向け融資を強化する。

  今月2日に示された方針によれば、政府は輸出企業への直接融資に充てるため、400億クローネ(約5400億円)を追加で来年調達する。先に計画していた220億クローネの国債発行計画に上乗せされる。ストルテンベルグ首相は11月18日、輸出金融公社の中核事業廃止を発表した。

  ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、輸出金融公社の格付けを7段階引き下げジャンク(投資不適格)級とした。その後、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も5段階の格下げを実施。S&Pによれば、同公社のユーロMTN(ミディアムタームノート、中期債)プログラムはすでにデフォルト(債務不履行)状態となっている可能性がある。

  ロンバート・オディール・インベストメント・マネジャーズ(ジュネーブ)で金利責任者として370億ドル(約2兆8800億円)相当の運用に携わるグレガー・マッキントッシュ氏は、「比較的しっかりした財政基盤のノルウェーが国債発行を増やすことをポジティブと捉えることができると思う。戦略的な観点からすれば、投資は妥当だ」と述べた。

  ノルウェー国債の1営業日の平均的な取引額はレポ取引を除いて12億クローネ(約160億円)。ナスダックOMXのデータとブルームバーグの算出によれば、隣国スウェーデンの国債取引額は約173億クローナ(約1990億円)。

サウジのアルワリード王子、米ツイッター株取得で3億ドル投資

[ドバイ 19日 ロイター] サウジアラビアのアルワリード王子は19日、簡易ブログサイトの米ツイッターの株式取得で3億ドルを投じたことを明らかにした。
投資家として知られる王子は、世界的メディア企業ニューズ(NWSA.O: 株価, 企業情報, レポート)の7%株式を保有しているほか、新たにニュース専門ケーブルテレビをスタートさせる計画。世界のメディア産業への投資強化を図る動きの一環とみられている。

ツイッターへの投資は、王子が率いるキングダム・ホールディングス4280.SEと共同で、「数カ月間の交渉」の結果合意に達したという。

一部のアナリストの試算によると、王子とキングダムの出資比率は3.75%となる。

リヤドのBakheet Investment Groupの資産運用部門責任者Hesham Tuffaha氏は「ここ数年、アルワリード王子は通信とハイテク産業へのエクスポージャー拡大を進めてきた。ハイテク産業は過去3年間に大幅な利益を生み出した数少ないセクターの一つで、ツイッターをポートフォリオに加える価値があると判断したのだろう」と述べた。

マーク・ハルバート ゴールドバグはタオルで投げている

チャペルヒル、ノースカロライナ州(ダウジョーンズ) - 最後の二週間以上のゴールドバグが、彼らは11月の終わりにあったよりもさらに落胆になっている。

彼らはすでにかなり落胆されて以来、それが、何かを言っている。

その結果、contrariansは非常によく新しい空前の高領土に金塊のラリーのための跳躍台もあるかもしれませんが、金市場で形成する心配の非常に強い壁を検出する。

ハルバート金融ダイジェスト(のようなハルバートのゴールドレター態度指数、またはHGNSIによって測定される)によって追跡される最短期間の金市場のタイマーのサブセット間の平均の推奨金市場のエクスポージャーを考慮してください。

二週間前、私が最後に金の感情の逆張り分析についてこの空間に書いたとき、この平均値は13.7%であった。

今日では、平均的な金のタイマーは基本的に市場のうち、彼の金型ポートフォリオのすべてを保っていることを意味する0.3%に立っている。

確かに、私はHGNSIは13.7%と低いようであることに基づいて、逆張りの分析は、既に金の見通しについて楽観的だ、という二週間前に報告した。 そしてまだ、遠いラリーから、黄色の金属は、それ以来、オンス当たり100ドル減少している。 11月30日コラムを読む。

我々は、逆張りの分析は、この時期にこれ以上の成功がどうなるか保証がありますか? 我々はもちろん、しないでください。

しかし、それは逆張り分析が右より頻繁にそれが間違っているよりも、であることを強調価値がある。 例えば、私は三十年の金市場のセンチメントを測定している、と厳格な計量経済学のテストにHGNSIを受けている。

統計学者は、しばしばパターンが本物かどうかを判断するために使用する95%の信頼レベルでは、金地金は高いものより低いHGNSIレベルは、次のもっと良い傾向にある。

すぐにラリーを開始するために金塊を期待する別の理由があります:年末の期間は、歴史的に金のための強力な一つとなっている。 確かに、ネッドデービスシニア株式アナリスト、ジョンLaForgeは過去10年間の金のリターンの大半が、暦年の最後の数週間で生産されていることを私に言った。

我々は言うまでもなく、今年そのような季節の強さを見ていない。 しかし、金の季節的傾向は、逆張りの分析と同じ方向を向いてまだより多くの証拠です:ゴールドの強力なラリーのために当然である。

欧州周辺国、数カ月のうちに銀行取り付け騒ぎに-ヘイマンのバス氏

12月15日(ブルームバーグ):ヘッジファンドマネジャーのカイル・バス氏は、数カ月のうちにギリシャとポルトガル、スペインの銀行で取り付け騒ぎが起きるとの見方を示した。同氏は2009年、複数の国が3年以内にデフォルト(債務不履行)すると予想した。

  ヘイマン・キャピタル・マネジメントを経営するバス氏は、投資家宛ての書簡で「この週末にラトビア国民がATM(現金自動預払機)に殺到したが、同じことが欧州の周辺国全体で数カ月のうちに起きるだろう」と予想。「銀行預金は現在、加速度的に減少している。驚くべきなのは、もっと早く起きていなかったことだ」と付け加えた。

  ラトビアでは、預金者が資金にアクセスできなくなるとの観測が広がり、11、12両日に国内にあるスウェーデンの銀行スウェドバンクのATMから約5400万ドル(約42億円)が引き出された。

Nouriel Roubini

11/12/15午後08時54分
RGE paper は2009年以来、初めてゴールドが200日移動平均線をブレイクしたと述べた。
これは1400ドル/ounceまで下落する可能性があることを示している。