2008年9月4日木曜日

韓国経済カウントダウン

韓国産業銀:米リーマンへの出資計画、評価額で価格交渉が難航-ミンCEO 韓国産業銀行(KDB)のミン・ユソン最高経営責任者(CEO)は2日、米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールディングスへの出資計画について、リーマンの評価額をめぐる交渉が難航しているため、まだ合意に達していないと述べた。
 一時MUFJが色気を見せていたリーマンは8月末にも破綻すると噂されていましたが、韓国の救済という報道でで辛うじて持ち直しました。 韓国産業銀行は韓国政府系銀行なのですが、実は韓国韓国そのものがいまや非常事態に陥りつつあります。韓国は今まで稼いできた「ドル」をドル売り介入で使っていますが、1週間もしない間に「ドル」を使い果たし、破たんすることが予想されています。
  韓国・ウオンは売りの集中攻撃にあっており、通貨防衛のために、7月だけで一兆円以上のドル売り・韓国ウオン買いを行っていますが効果はほとんどなく、今後さらに大規模な介入を行えば【外貨準備高】が枯渇し韓国経済は崩壊するという事態があり得ます。
タイは暴動、インドはインフレ・経済の悪化、ロシアはグルジア・BP問題等があり、海外投資家はこれら新興国から資金を引き揚げておりドルに戻しているのです。
 韓国に話を戻すと、9月には、67億ドルの国債償還を迎え、4兆円以上のドル短期債(一年内)も返済を迎えるため、ウォン防衛のために保有外貨(2470億ドル)を使いたいが、Timeによれば、
「韓国の外貨準備高の大部分は政府債ではなくアメリカのモーゲージ債である点が最大の問題だとして、アメリカのモーゲージ会社(GSE)の状況次第では韓国は外部からの衝撃に一層敏感に変わるであろうとの見通しを示した。」 とあり全くもって絶対絶命な状態にあります。
ところが日本はチェンマイ・イニシアチブにより外貨が不足した場合に二国間で相互に融通しあう「通貨スワップ協定」ができているため、200億ドル強の支払い義務があるようです。
 日本の全マスコミが国民から隠蔽しているこの状況を全て理解した上で福田総理は敵前逃亡したわけです。(私には未来を見通す力がありますから。フクチャン) あの日の不機嫌そうな麻生の気持ちがよく判ります。 
 ところでデフォルトしたはずのロシアが金持ちになり銀座や富士山で豪遊しているわけで、韓国がまた破綻して借金をチャラにしたい気持ちは判ります。そろそろ日本も来年あたり如何でしょうか。

2008年9月1日月曜日

オリンピック放送の視聴率

オリンピックテレビ放送の視聴率がまだ掲載されていないようなのでベスト10を作ってみました。
生中継は赤文字です。結果が予想されていたとはいえ、女子マラソンへの期待は大きかったようです。

順位 番組名     放送局 番組平均視聴率   主な放送競技種目

1 8月8日(金)  北京オリンピック・開会式 NHK総合  37.3%

2 8月21日(木) 北京オリンピック NHK総合 30.6%
ソフトボール・決勝/新体操・予選・団体/卓球・女子・シングルス準々決勝

3 8月17日(日) 北京オリンピック2008 日本テレビ 28.1% 陸上・女子マラソン

4 8月13日(水) 北京オリンピック NHK総合 27%
                     野球・予選/競泳・予選・女子200m平泳ぎ

5 8月17日(日) 北京オリンピック NHK総合 26%
レスリング・決勝・女子フリースタイル63キロ級・72キロ級

6 8月15日(金) 北京オリンピック NHK総合 25.4%
柔道・決勝・女子78キロ超級・男子100キロ超級

7 8月24日(日) 北京オリンピック・閉会式 NHK総合 25.1%

8 8月16日(土) 北京オリンピック NHK総合 24.9 %
陸上・予選・女子100m・男子3000m障害
女子400m/レスリング・女子フリースタイル48キロ級
女子55キロ級


9 8月17日(日) 北京オリンピック NHK総合 22.8%
レスリング・決勝・女子フリースタイル63キロ級・72キロ級

10 8月20日(水) 北京オリンピック NHK総合 22.4%
野球・予選/卓球・女子・シングルス3回戦

ちなみにブービー賞は以下の方々に決まりました。
お疲れさまでした。

  8月22日(金) 北京オリンピック NHK総合 1.7%
新体操・予選・団体/バレーボール・男子・準決勝/
シンクロナイズドスイミング・チームテクニカル/
陸上・男子50キロ競歩

2008年8月31日日曜日

金市場の行方

7月中旬以降のWTI原油をはじめとする商品市況の急落にあって、7月15日に今年3月以来の戻り高値となる989ドルを記録し、その後も900ドル台を維持していたXAUマーケットでしたが、8月に入り下げ足を速めました。2001年5月を起点とするドル建て金価格のトレンドは、ここまで常に下値切り上げ型であり、200日移動平均線が下値として機能していました。
ところが8月20日時点で、この線は892ドルに位置しており、(スポット価格ベースの)時価817ドルはこの水準を大きく下回りました。
さらに、1980年1月にロンドン市場で記録されて以来、28年間破ることのできなかった過去最高値850ドルが今年初めに28年ぶりに突破されて以降、逆にサポートラインとなっていましたが、今回いとも簡単に売り崩される展開となり、夏季休暇中で市場参加者が少ない時期だったため、まとまったストップロスが相次ぎ800ドルも割れました。
一年前のお盆直後には650ドルまで急落しましたが、サブプライム悪化の中でFRBが追加利下げを繰り返す度に金価格は50ドル、100ドルと水準を切り上げ、半年で650ドルから1000ドルへ急騰したのでした。今回はその逆でFRBのスタンスが利上げに傾けば売り圧力は強まる。この一か月で1000ドル近くから800ドルを割り込んだことは、そのシナリオを先取りしてファンドが売りに走った結果と言え、利上げを織り込んだ金の下げと言えます。
市場では、9月末の解約をにらんだヘッジファンドのポジション解消が一般的な期限である45日前にあたる8月15日前後までに駆け込み的に行われたことによるもので、下げは15日でひと山越えるのではないかという声もありますが、850ドル再チャレンジが未だ達成できず(2008/08/29 日中取引レンジは832.00-849.20ドル 837.20ドルで終了)この状況が続くとすれば650ドルを下値目標とした動きも出てくるのではないでしょうか。陰謀論嫌いのWGCの人は800ドル割れは売られ過ぎと言ってますが、市場参加者の少ない時期を狙って売り崩した人たちはこの程度で満足しているのでしょうか。