2008年10月13日月曜日

キム・ギドク監督 × オダギリ ジョー主演『悲夢』公開決定!

韓国の鬼才キム・ギドク監督と、オダギリ ジョーが主演でタッグを組む『悲夢』の日本公開が、2月初旬から新宿武蔵野館、渋谷アミューズCQNほかと決定したことが分かりました。
『サマリア』で2004年ベルリン国際映画祭銀熊賞、『うつせみ』で2004年ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞など、その才能が高く評価され、世界三大国際映画祭制覇に最も近いと言われるキム・ギドク監督。その最新作は、主人公の男が見る夢を、夢遊病者の女が実行していくという不思議な関係でつながった男女の切ないラブストーリー。
主演のオダギリ ジョーは、別れた恋人を忘れられない男・ジンを演じ、相手役には『小さな恋のステップ』『私たちの幸せな時間』のイ・ナヨンが起用され、別れた恋人を心から憎んでいる夢遊病の女・ランを演じる。
同作品は日本のトップスターの一人と韓国を代表する名監督の組み合わせながら、昨年来の韓国映画興行の不振とキム・ギドク監督作品の特殊性から配給会社が決まっていませんでした。
現在、ケーブルTVシネフィルイマジカにて、『うつせみ』『悪い男』他、過去の作品を放映中。
『太王四神記』とはまるで違う世界をお楽しみ下さい。




2008年10月12日日曜日

来週以降の展開を予想。 若林栄四氏、豊島逸夫氏

まさにパニック相場の只中にありますが、来週から月末にかけて転換点が訪れるようです。
私が参考にさせて頂いている若林栄四氏、豊島逸夫氏の公開されている「今後の予想」をご紹介したいと思います。

【豊島逸夫氏】
今年3月の金価格1000ドル到達前後の3月13日から19日にVIXは30台に“急騰”した。普通の状態で20台である。それが、今回はVIXが9月15日に30台に乗せた後、急騰を続け、ついに昨日は59という最高水準を記録した。VIX上昇の持続性も長いし、絶対的水準も倍近い。
それなのに金価格は900ドルをやや越えた水準に止まる。
  3月                 10月             今の金価格への影響
ドル安ユーロ高         ユーロ安ドル高               ↓
原油急騰(インフレ懸念)   原油反落(インフレ後退)          ↓
米利下げ打ち止め感      協調利下げ                 ↑
サブプライム不安        金融危機                  ↑
ディカプリング          リカプリング                ↓

信用収縮の中で金融機関がヘッジファンドから資金を回収する動きが強まり、ヘッジファンドによる株の売りが加速しているという状況だ。
カウンターパーティーリスク(売買相手の破たんリスク)が高まり、プロの間の金売買市場では金融機関同士の与信枠管理が厳しくなった結果、流動性が枯渇状態である。要は、プロ同士が売買したがらない、あるいは売買できないのである。だから値だけ飛ばすことが、しばしばだ。薄い市場でついた値段は、信頼性も薄い。
有事の金に慌てて飛びつくな。安全資産と言われるが、信用リスクゼロという意味では安全だが価格変動リスクはあるよ
株も金もなにもかも、ちょっと上がれば待ってましたとばかりにヘッジファンドが運用資産現金化に走ることは必定。金も現物以外の金融商品化が進んで、ファンドなどが30倍のレバレッジを掛けて購入していたわけで、そのレバレッジ外しが始まると、売りのマグニチュードも30倍ということになる。
しかもユーロ安、原油安、世界同時不況ということになると、質への逃避マネーが金ETFを100トン以上買い上げたところで、価格上昇余地は限定される。まぁ、それでも他の資産に比べれば、はるかにマシではあるけど、過大な期待感は禁物だよ。
ベン&ヘンリー キャピタル マネジメントの慈善救済事業が始まるのは11月から。ヘッジファンドの決算期でもある。“公的救済”により、デリバティブ想定元本のお上の査定が下る。今はまだ手持ちのCDO、CDSなどの価値が査定できずにいることで損失の実態も数量化できず、それが幸いしてヘッジファンドは執行猶予の段階に居るが、11月になるとついに実刑判決が下ることになろう。禁固2年かな、いや5年かな、執行猶予は付くかな??判決前夜が、株などのマーケット全体の大底(陰の極)と見る

【若林栄四氏】
920ドルを超えることができれば10/15に950ドルを抜けて上がりだす。
1325ドルまでいくトレンド。 11月の1~2週に一遍天井をつける。12/5まで落ちる。

どちらの予想が当たるでしょうか。金曜に急落後、現時点NYTimeではUSD857.96となっています。マスコミが金人気を煽っているわりには逆の動きをしているようです。
私は若林氏が言うようには金は動かない気がします。理由は
①10/13~15が底となりドルもユーロも上がると若林氏自身が言っている。ドル高では金は上がらないのでは?
②若林氏はドル円では天才的な判断をされる方ですが、金や株についてはどうなのか。
氏は金のポジションを持っておられますが、10月上昇予想外れ、9/29の週上昇予想外れ、今10/15上昇を唱えられている。
③先週NYTimeで921.5ドルまでつけたが、結局855ドルまで大幅反落した。
以上ですが、これからドル反動高がピークをつける10末~11月に金が800ドル近辺に近づくとしたら絶対の買い場となるのは間違いないでしょう。私は若林栄四氏、豊島逸夫氏のいう年内1000ドルは当たると信じています。
と言ってる傍から大底をつけたようにじわじわ上がっています。 どうなるのでしょうか?


10/9 若林栄四「世界経済の行方と為替、株式相場」
【動画配信URL】
http://ondemand.nice2meet.us/?log_key=gaitame-1-d6a0_8964a70659e2a5eef4fd977ff8e44572

配信期間は2008年10月17日12:00までだそうです。 お早めにどうぞ。