2009年12月2日水曜日

金価格は高水準、市場は資産バブルを警戒すべき=中国人民銀行副総裁

12月2日21時33分配信 ロイター
[台北 2日 ロイター] 中国人民銀行の胡暁煉・副総裁は2日、金価格が過去最高値を更新する中、金価格は高水準にあり、市場は資産バブルが形成されている可能性を注意すべきだと述べた。
 副総裁は当地で記者団に対し「われわれは何を準備資産とするかを考えるとき、その長期的な効果を念頭に置かなければならない」と述べた。その上で「われわれは一部の資産で形成されつつあるバブルを警戒しなければならない」と語った。
 金現物は2日の欧州市場で1オンス=1216.75ドルをつけ、最高値を更新した。投資家は金価格のさらなる上昇を見込んでいる。

2009年12月1日火曜日

ドバイWorld資産を売却するのを助けるために任命されたロスチャイルド

ロスチャイルドからの銀行員は、傷ついたコングロマリットの有名な資産のいくつかを処分するために命令があるドバイWorldを再構築するのを助けるために任命されました。

ドバイのルイーズArmitsteadとリチャード・スペンサー
発行日: グリニッジ標準時午前12時1分の2009年11月28日

今週、ポール・レイノルズ(中東のロスチャイルドの顧問業務の責任者)がDeloitteのアイダン・バーケットと並んでドバイ政府の主要な企業再構築役員のために働くように頼まれました。Deloitteは水曜日に任命されました。

チームはひとまとめにするの資産を査定するのに仕事を課されます。(それは、QE2がライナーをゆっくり走らせるのに従って変えられるように、資産の大規模急落をもたらしそうです)。 Turnberry、今年のオープンChampionshipを接待したゴルフコース。 そして、特性の多く。

財政のドバイ部のスポークスマンは、すべてのオプションと資産売却は考えられているでしょう、P&Oを買ったDP World子会社を除いてイギリス人が会社を移植すると確認しました。 「私はドバイWorldの資産のすべてが見直されるのを確信しています。」と、彼は言いました。 「QE2は彼らのひとりです。」 「何か販売が念頭にあるかどうか言うのが、早過ぎますが、それは企業再構築プロセスの一部です。」

アブダビの隣接しているエミール領はドバイの資産の大手筋のひとりが見られます。 ドバイの借金問題に関する噂が最初に昨年始まったとき、情報筋は、アブダビが、Emiratesを買うと申し出たと言いましたが、ドバイは、今までのところ、最高級品キャリヤーを手放すのを拒否しました。

また、アブダビはEmaar、ブルジュドバイ摩天楼、ドバイMallショッピングセンター、およびDubal(ドバイのアルミニウム会社)を所有している不動産会社に関心があると言われています。

しかしながら、ドバイWorldの資産は最初に、より販売されそうです。 ひとまとめにするの最も大きい問題領域はNakheelであると考えられます、Palmsを所有している特性のアーム、野心満々の人工の島。 また、Nakheelには、2のホテル・チェーンがあります。その1つはTurnberryホテルを所有しています。

ドバイWorldのベンチャー・キャピタルアーム(Istithmar)はバーニーズ、ニューヨークデパートを含むグローバルな資産における賭けを所有しています。 シルク・ド・ソレイユ、南アフリカ共和国の住民の企業家Sol Kerznerのホテル・チェーン。 そして、スタンダード・チャータード銀行。 また、会社はMGM Mirage、ラスベガスギャンブル業務と#8211に買いました。 ギャンブルは#ドバイと8211年に禁止されますが。 そして、Troonゴルフ。

ロンドンの特性はトラファルガー広場のStrandとGrandビルの上のアデルフィを含んでいます。

ロスチャイルドはドバイWorldが債務を返済するのを助けるために最近の数カ月働いている5つの銀行の1つでした。 ドイツ銀行がもう片方のリードアドバイザーであり、それらがシティバンクによって支持されて、JPは、モーガンとドバイのイスラム教のBankです。 水曜日に据置の決定を取ったとき、命令が変化したとき、銀行が耐えられたすべてがダウンします。

ロスチャイルドとDeloittesは、コメントするのを断りました。

http://www.telegraph.co.uk/finance/businesslatestnews/6673264/Rothschild-appointed-to-help-sell-Dubai-World-assets.html

2009年11月30日月曜日

Rothschild appointed to help sell Dubai World assets

Bankers from Rothschild have been appointed to help restructure Dubai World with a mandate to dispose of some of the stricken conglomerate's famous assets.

By Louise Armitstead and Richard Spencer in Dubai
Published: 12:01AM GMT 28 Nov 2009

The team is tasked with assessing the group's assets, which is likely to result in a large scale sell-off of assets as varied as the QE2 cruise liner; Turnberry, the golf course that hosted this year's Open Championship; and a raft of properties.

A spokesman for the Dubai department of finance confirmed that all options and asset sales would be considered, except for the DP World subsidiary that bought P&O, the British ports company. "I'm sure all of the assets of Dubai World will be reviewed," he said. "The QE2 is one of them. It's part of the restructuring process, though it's too early to say whether there's any sale in mind."

The neighbouring emirate of Abu Dhabi is seen as one of the main buyers of Dubai's assets. Last year when rumours about Dubai's debt problems first started, sources said Abu Dhabi had offered to buy Emirates but Dubai had so far refused to part with its flagship carrier.

Abu Dhabi is also said to be interested in Emaar, the property company that owns the Burj Dubai skyscraper, the Dubai Mall shopping centre, and Dubal, Dubai's aluminium company.

However, the assets in Dubai World are more likely to be sold first. The group's biggest problem area is thought to be Nakheel, its property arm that owns the Palms, the ambitious man-made islands. Nakheel also has two hotel chains, one of which owns the Turnberry Hotel.

Dubai World's venture capital arm, Istithmar, owns stakes in global assets including Barneys, the New York department store; Cirque du Soleil, the South African entrepreneur Sol Kerzner's hotel chain; and Standard Chartered bank. The company has also bought into MGM Mirage, the Las Vegas gambling operation – even though gambling is banned in Dubai – and Troon Golf.

London properties include Adelphi on the Strand and the Grand Buildings in Trafalgar Square.

Rothschild was one of five banks working in recent months to help Dubai World meet its debt obligations. Deutsche Bank was the other lead adviser and they were supported by Citibank, JP Morgan and the Dubai Islamic Bank. When the standstill decision was taken on Wednesday, all the banks were stood down as the mandate had changed.

Rothschild and Deloittes declined to comment.

http://www.telegraph.co.uk/finance/businesslatestnews/6673264/Rothschild-appointed-to-help-sell-Dubai-World-assets.html

2009年11月29日日曜日

ジム・ロジャーズが語るドル安と通貨危機

2009.11.03(Tue) Financial Times

著名投資家で、執筆業にも勤しむジム・ロジャーズ氏が、本紙(英フィナンシャル・タイムズ)の東京特派員リンゼイ・ウィップの取材に応じ、米ドルに対する懐疑的な見方や通貨危機が起きる恐れについて語った。以下はビデオインタビューに編集を加えた概要。


ジム・ロジャーズ氏はドルは欠陥通貨だと言い切る〔AFPBB News〕
FT かなり前から、ドルに対してネガティブだとおっしゃっていますね。今も懐疑的な見方は変わりませんか。

ロジャーズ ええ、変わりません。今、ありとあらゆる人がドルに懐疑的になっています。ドルは欠陥のある通貨です。今や何年ぶりかの安値水準にあります。

 ただ、悲観的な人がこれだけ大勢いますから、ドルが高騰する局面があっても驚きません。悲観派が大勢いる時――私を含めて――は、大抵、相場は反発するものですから。


悲観一色、ドルが反発すれば「売り」

 なので、仮にドルの上昇局面があったとしても、それが長続きするとは考えられない。長くても、1年か2年程度でしょう。私としては、その上昇局面で売り抜けるだけ賢明でありたいと思っています。

 一方で、ドルの上昇局面がなく、このままドル安が進むようなことがあれば、私は恐らくほかの人たちと一緒になって、パニックしてドルを売るんでしょうね。いずれにせよ、今後10年から20年について言えば、ドルには悲観的です。

FT ドルが準備通貨であることに対しても懐疑的だ、ということですね?

ロジャーズ ええ、そうです。多くの人が今、言っていますよ、「一体どうしたらいいのか」と。中国は特別引出権(SDR)を提唱しました。ほかの人々も様々な提案をしています。それが仮に「我々はどうすればいいんだ」と言うだけであったとしても。

米国と敵対する国は、ドル以外の通貨を使い始めています。ベネズエラはユーロを使い始めているし、イランは日本円を使っている。米国の友好国も心配し始めています。

 そう、だから必ず何か手は打たれるでしょう。市場がそれを強要するか、人々が迫り来る問題を認識してそれを解決するか、どちらかです。後者については、疑わしいと思っています。世界がそれほど賢明であることは、めったにない。特に官僚はそうです。ですから恐らく今後数年内に、市場が我々全員に解決策を強いることになるでしょうね。

FT それは、どんな解決策になると?


20年後であれば、ドルの代わりになる通貨は人民元以外に考えられない〔AFPBB News〕
ロジャーズ もし米国が今日海に沈んだとしたら、それ(解決策)はユーロなんでしょう。というのは、代わりとなる通貨がユーロ以外にないからです。今から20年後であれば、人民元かもしれません。

 現時点では馬鹿げた考えですよ。人民元は小さな通貨で、兌換性もありませんから。しかし、今後20年内にこの問題を解決し得るような、大規模な経済と人口、そして十分な外貨準備を持った国の通貨は、人民元しか考えられません。

 今から20年後までの間には、人はしばらくの間ユーロを試すかもしれない。いざとなれば、すてばちになってやるしかないでしょうね。あるいは、通貨バスケットやSDRを試すこともできる。ただ、長続きするとは思えません。コモディティー(商品)のバスケットをベースとした別の通貨を試すこともできるかもしれませんが。

1~2年以内に再び通貨危機が起きる

 これだけ多くの不均衡が存在しているので、私は今後1~2年内に、通貨危機、あるいは半ば危機のような「セミ危機」が起きると思っています。極端な話に聞こえるかもしれませんが、常にそれが繰り返されてきたんですよ。多くの問題が重なった時は、必ず、為替市場で問題が生じた。

FT 通貨危機とおっしゃる場合、もう少し詳しく言うと、どんなことが起きるんでしょうか。

ロジャーズ あなたがアイスランド人だったら、通貨危機がどんなものか分かっているでしょう。2~3年前に自国の通貨が崩壊し、すべてを失ったか、資産の大部分を失ったわけですから。

何が起きるかと言うと、ある特定の通貨がほぼ完全にその価値を失うんです。人々はもう、その通貨を受け入れなくなる。人々は破産していきます。

 次の危機は恐らく・・・どこで起きても不思議じゃない。ウクライナなのか、アルゼンチンなのか、私には分かりません。もしかしたら今回は、英国で起きるのかもしれないし、米国かもしれない。

 通常は、我々が普段考えもしないような小さな国があって、そこで何か問題が起き、どんどん雪だるま式に問題が膨らみ、ふと気づけば誰もが「一体どうしてこんなことが起きたのか」と口を揃えて叫ぶことになる。それが再び起きるでしょう。それも、さほど遠くない将来に。

FT 金についてはどう見ていますか。

金は数年内に2倍になる

金相場が下がる局面があれば、買い増すチャンス〔AFPBB News〕
ロジャーズ 金は持っていますよ。売ってはいません。金相場が下がれば、恐らく買い増すでしょうね。もし米国がイランを侵攻して、金相場が上昇すれば、その他の世界情勢次第でもっと買います。

 いや、でも金はもっともっと上昇しますよ。今後数年で、今の水準から少なくとも2倍にはなるでしょう。そうならないわけがない。

FT あなたは英ポンドにもネガティブですね。政権が代われば、懐疑的な見方が和らぎますか。

ロジャーズ 私はポンドは一切持っていません。今も、英国経済と英国の貿易収支の状態については心配しています。政権交代が役に立つとは思えません。

(動画インタビューはwww.ft.com/vftmで視聴できます)

ドルはいずれ価値ゼロに、米国の「壊滅的」財政状態で-ファーバー氏

10月26日(ブルームバーグ):投資家マーク・ファーバー氏は26日、米国の財政が「壊滅的」な状態にあることに人々が最終的に気付き、ドルは無価値になるとの見方を示した。

  同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「ドルはいずれ、価値がゼロになるだろう。今はまだその時ではない」と述べた。「オバマ政権を見ていると、既にそうなっていてもおかしくないが、人々が米国の財政が完全に壊滅的な状態にあることに気付くのには10年ほどかかるだろう」と語った。

  さらに、ドルは売られ過ぎのため短期的に反発するかもしれないが、上昇は続かないだろうとして、米国は債務返済のためにマネーを増やさざるを得ないだろうと説明した。

  「私の見解では、米国の税収の約50%は国債の利払いだけで消えるだろう」とした上で、「この状態は持続不可能だ。結局、マネーを増やさざるを得なくなるだろう」と話した。

  最良の投資先は米国外の通貨と商品、株式だとし、米金融当局の政策が株式相場を支えるとの見通しを示した。「S&P500種株価指数が900または800に下落したらすぐに、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は輪転機を回し始めるだろう」と話した。

投資家ファーバー氏:金相場の下値支持線、オンス当たり1000ドルに

11月18日(ブルームバーグ):投資家マーク・ファーバー氏は18日、金相場の下値支持線がこれまで上値抵抗線だったオンス当たり1000ドルになるとの見方を示した。

  同氏は、シンガポールでブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、金相場のパフォーマンスは株式相場を上回るだろうと語った。商品需要は「消えない」と付け加えた。