2011年12月25日日曜日

「金正日、日本の美人マジシャンと8年間極秘に…」

2011年12月23日16時59分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
「マジシャンのプリンセス天功は金正日と恋人関係だった?」

今月19日、金正日(キム・ジョンイル)総書記の死亡ニュース伝わった後、世界は北朝鮮に注目した。欧州メディアも同じだった。金総書記に関する記事を相次いで報じたが、過熱した取材競争の中で、一部メディアからは未確認の事実も紹介された。

米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」の電子版は21日(現地時間)、英紙「デイリー・テレグラフ」を引用して、「外国の有名人のうち、唯一、金総書記の告別式に招かれた日本のマジシャン、プリンセス天功(51)と金正日総書記が恋人関係だったといううわさもある」と報じた。

デイリーテレグラフは、19日、金総書記の女性遍歴を報道してプリンセス天功に言及した。新聞は、早稲田大の重村智計教授の主張を紹介しながら「金総書記は、1980年代の8年間、プリンセス天功に会うため、毎年夏、日本に極秘訪問していた」とし「2人は“疑わしい間柄”だった」と伝えた。

しかしこの報道は事実かどうか確実ではない。重村教授は代表的な北朝鮮通として、日本では北朝鮮関連の高級情報に明るい人物として知られている。しかしこのところは、検証されない主張を提起して、信頼性が落ちているという評価もある。最近は、金総書記が2003年に死亡しており、2003年以降、公式行事に登場した人物は影武者だったと主張していた。2009年には、北朝鮮に抑留された米国女性記者2人の釈放のために、同年8月に平壌(ピョンヤン)を訪れたビル・クリントン元大統領が“ニセ金正日”に会っていたという疑惑も提起していた。

世界3大マジシャンの1人として知られているプリンセス天功は、1998年と2000年に公式招待されて北朝鮮で公演している。この他にも、2009年までに十数回にわたって金総書記の個人パーティーで公演を行っている。プリンセス天功は、19日、金総書記の家族から電話と電子メールを通じて告別式に招かれたという事実を明らかにした。

北朝鮮は告別式に外国の弔問団を受け入れないと発表している。しかしプリンセス天功など金総書記と生前親交の深かった外国人には、個別に弔問を要請したようだ。

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