2011年6月26日日曜日

米大統領が財政協議に関与、デフォルト回避に向け与野党幹部と会談へ

【ワシントン】オバマ米大統領は24日、連邦債務上限引き上げに向けた与野党間の協議が行き詰まっている問題で、上院幹部に打開への協力を要請した。大統領が財政協議に直接関与するのは初めてのこと。米国のデフォルト(債務不履行)の回避は、大統領と議会指導者に委ねられた。

 23日に暗礁に乗り上げた交渉を再開させるため、 大統領は週明け27日に民主・共和両党指導者と会談する予定。法律が定める債務の上限は14兆2900億ドルで、8月2日までに引き上げなければ、米国はデフォルトに陥る可能性がある。

 打開の鍵は、赤字削減策の調整。民主党が増税も含めるべき、としている一方、共和党は歳出削減のみでこれを達成すべき、としている。

 ホワイトハウスによると、オバマ大統領とバイデン副大統領は27日、民主党のリード上院院内総務と共和党のマコネル上院院内総務と個別に会談する予定。

1 件のコメント:

山田 豊 さんのコメント...

【NewsBrief】米大統領が財政協議に関与、デフォルト回避に向け与野党幹部と会談へ―【私の論評】アメリカのデフォルト演出は何を意味するのか?日本に強い関わりがあるその意味!!
http://goo.gl/y0cCv
こんにちは。アメリカのデフォルトは何を意味するのか?将来はどうなるかは別にして、現時点のデフォルト騒ぎは、何か他に意図があるものとみるのが妥当です。特に、日本との関係において、日本に悟られずに、特定の意図があるものとみるべきです。来年は大統領選挙があり、オバマ大統領は、是が非でも景気を良くして、雇用情勢を改善しなければなりません。しかし、アメリカの直近の雇用統計は、想像以上に悪かったこと、経済の復元力の原則からいって、アメリカの経済の浮揚はここ当面内需拡大によってはなかなか達成できないことなど、考え合わせると、いろいろと見えてくるものがあります。私のブログでは、日本に強いかかわりがある、アメリカのデフォルト演出の真相に迫ってみました。是非、御覧になってください。