2010年6月18日金曜日

ローチ氏:ユーロ圏成長率、最大1.5ポイント鈍化も-ソブリン危機で

6月17日(ブルームバーグ):欧州のソブリン債危機の影響で、ユーロ圏の経済成長率が1-1.5ポイント押し下げられる可能性がある。モルガン・スタンレー・アジアのスティーブン・ローチ会長が17日、台北で語った。

ただ、同会長は今回の危機は世界経済の二番底につながるほどではないと指摘。欧州が世界経済全体に占める割合は約20%で、同域内の成長率が1.5ポイント鈍化しても、世界の成長率は0.3ポイント押し下げられるにとどまると説明した。

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