2010年1月16日土曜日

米CFTC:金や銀など金属先物の持ち高制限も検討-意見公募へ

1月14日(ブルームバーグ):米規制当局は、特定の取引業者の商品市場への影響力が大きくなり過ぎるのを防ぐ政府案の一環として、金や銀など金属先物の持ち高制限について検討している。

  米商品先物取引委員会(CFTC)は14日発表したエネルギー市場での持ち高制限に関する提案の中で、金属取引に関する同様の規制について意見を公募する方針を示した。CFTCのバート・チルトン委員は同日、電子メールで送付した文書で、これにより規制当局は「規制プロセスを並行させることで迅速に動くことができるようになるだろう」としている。

  CFTCのゲンスラー委員長は電子メールの文書で、同委員会が金属取引の持ち高制限について3月初めに公開の会合を開く可能性を示唆した。

  チルトン委員は14日発表されたエネルギー市場での持ち高制限に関する提案について、「金属が含まれていないことは極めて遺憾だ」と述べ、「このため、意見公募の結果次第では、CFTCの法律担当官らが示唆するように、金属取引の持ち高制限についてCFTCは全く別に規定を作成しなければならない可能性がある」と指摘した。


【バサラ男の独り言】
 いよいよ米国政府の介入が始まるようです。3月の会合前に一旦、金価格は調整に入るのでしょうか。残り1ケ月はドル安金高円高を予想しています。

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